中国の交通事情

中国の交通事情は昔とは違う。確か自分の記憶では、街道を道いっぱいになって走る自転車の集団出勤（？）みたいな光景が広がるはずだった。

しかし、中国では車社会が到来し、人より車優先の社会秩序がある。（秩序といって言いかどうか・・）

なにしろ、「車はエライ」。横断歩道を渡るときは車を先に通して、ゆっくりと右左を見ながら通り過ぎていく車の間を行く。

赤信号でも、右折はしていいのでまず左から来る車、半分まで来たら右から来る車に注意する。（実際歩いてみないとわからないと思いますが）

で、一番怖いのは、直進道路の横断歩道で車は止まってくれるが、バイクや自転車は止まらないので最後まで気を抜かないで渡りきらねばならない。（実は、このことを知らなかったのでこちらに来て一週間目にバイクと接触してしまった。生きててよかった・・・。）

また、タクシーやバスなら安心と思って乗ると、逆に追突など加害者になるような心配がある。

車間距離は取らない。人間の脇５センチ以下まで接近してもすり抜けようとする。追い越しのためにクラクションを鳴らして煽る。隙間があれば割り込む。（これを雨の日もやるから怖い）

昨日はバイクのおじさんに車が寄せて衝突したところを見てしまった。誰も助けようとしない。（私は制服を着た人を呼んだ。）

これは都会だけかもしれない。北京あたりはもう少しゆったりしていたと思う。

排気ガスも気になるところだが、これはまた別の日に書くとする。