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中国から帰ると「生還者」みたいな扱い [中国]
上海から一時帰国したときのこと、日本ではどのような報道だったかよく知らないのですが、「中国は危ない」と言うイメージがつきすぎちゃっているのか、歩いている私を見かけた人が「無事に帰ってきたの、よかったね」と手を握ってきたり、手を振ったら明らかに驚いた表情のリアクションを受けたりしました。「心配してくれてありがとう」と心から思うけど、もう少し中国のことを知って欲しいと思うのです。
上海には5万人以上の日本人が仕事や家庭を持って生活しているので、報道されているような場所で生活しているわけではないし、中国は広いので同じ市内であっても、日本で言えばひとつの県をまたぐぐらいの感覚なので、危ない地域に住んでいる人もいますが、実際はすごく遠いところで起こっている話なので日常はごく普通です。
それから、「どっからどう見ても日本人だね」と中国人に言われるけど、だからって私をどうにかしてやろうという中国人に会ったことはないです。
この間も、お茶屋で知り合ったおじさんが、知っている限りの日本語で挨拶してきました。また日本は先進国で中国は立ち遅れているとも話していました。話をしてみると、中国人ということを誇りに思いつつも、日本に対しての憧れがあるのかなと感じました。また、そこのお茶屋さんでは日本製の鉄瓶を使ってお湯を沸かしています。日本の鉄瓶は中国で大変人気です。日本製のものを壊したという報道は一時であり少数であったということを、中国全体で行われているかのように受け取るのは間違っていると思います。
ただ、楽観視できないのは今の中国では、日本製の車や電化製品は持っているだけで愛国心がないと思われる傾向にあることです。ちょっと前までは日本製のものを持つというのは一種のステイタスだったのですが。それは、中国のメディアが国民を扇動しているからで、それは直接危害がなくても中国の変化を肌身で感じるところです。
それにしても、上海のテレビCMは日本製品のものが70%で、ある局のゴールデンの時間帯では100%が日本企業のCMでした。これだけメディアで打ちのめされても諦めないでCMを流し続けているというのはすごいことだと思います。
話はだいぶずれてしまいましたが、日本に住んでいれば考えなくていいようなことも中国では考えて生きていかなくてはなりません。それでも、普通の人でも中国に行けば上流階級の仲間入りのような生活ができるところなので、「中国に住んでいてかわいそう」的な扱いを受けるたびに「そうじゃないんだ」と言いたくなるのです。
同感です。
中国に長期住まないと多分中国のことはわからないと思います。
ムカつくことも不便なこともたくさんあるし、嫌なところもたくさんあるけどめっちゃ嫌いではないです。
住めば都ですし、いいところもたくさんあると思います。
日本の報道みてると違和感を感じます。
by みーこ (2012-10-12 19:46)
みーこさま
こんにちは!コメントありがとうございます。
日本のメディアは脅迫感を煽りすぎですよね。中国の広さを知らないとあたかも中国全土で起こっているような感覚になるのかなと思いました。
by youji (2012-10-13 11:34)