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留学と住民票と年金のこと [アメリカ留学のために]

■住民票と生活

留学するなら住民票は抜いておくべきだろうというご意見もあると思いますが、住民票を抜いてしまったために上海から帰国後“住民票を抜いてしまったために福島賢人として扱われない”という苦い経験を生かし、私の考えでは住民票は留学したとしてもおいておくほうがいいと考えています。住民票があると言うことは何かに遭ったとき(災害など)に住民票がある自治体からの何らかの保障があるということです。

 これにはご意見もあろうかと思いますが、この前提で話を進めます。

■留学と年金

留学すると住民票があれば、20歳になると国民年金に入る義務があります。日本の学生なら「学生納付特例」と言う制度があり納金をあとからする(10年間猶予される)ことができます。しかし、大学の在学証明など日本式のものでたいていの海外の学校は認められていないのが現実でこの制度はつかえません。(詳しくは→http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3896
また、親が年金を払っておくと言う方法ももちろんあります。
また、安部首相が留学生に何らかの支援をするような発言があるものの実際には何も具体策は出ていないので、留学経費だけでも相当な負担になるので実際年金まで親が支払うのは困難かと思われます。
こういった場合、留学をするために将来の年金を当てにしない生き方も選択肢としてはありますが、もう少し前向きに考えることもできます。
それが、若年者納付猶予制度です。(詳しくは→http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3770)ただ、猶予期間は給付のときカウントされないのと給付額は2分の1になります。
 
そうなると、面倒な手続きを毎年行って猶予してもらうよりも、純粋に貯金していたほうがいいような気もします。
 
いずれにせよ、日本という国は外に出にくい国だなと思いました。こうなったら、留学した後の人生設計が大事になってきます。将来日本に戻るかどうかも含めて、所詮本人が決めることなので法律的にどうなるかだけアドバイスしてあげられればと思いました。

 


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お節介じいさん

私の場合、留学ではなく海外移住なのですが、役所から強制的に住民票を抜かせられました。それと同時に国民健康保険も離脱することになるので、何とかならないかと、役所の人に相談してみたところ、日本に実家があれば、そちらに住民票を写す方法もあると言われました。私はもうこの年齢ですので、当然両親がいないので、実家もありません。結局は現在、健康保険なしで不安な生活を送っています。もしも大病にかかっても、帰国して病院で治療を受けられないわけです。一応、海外旅行傷害保険に入っていますが、毎月払う保険料がバカに成りません。
ちなみに私は年金生活者なので、年金料を払うのではなく、受取る側に成ります。外国で年金を受取る方法は簡単です。送金手数料もかかりません。ただし現地の銀行で換金手数料がかかります。年金の海外送金のことは、日本を出国する前に、もよりの年金事務所で聞けば、親切に教えてくれますよ。
by お節介じいさん (2013-08-29 20:00) 

youji

コメントありがとうございます!
海外で困るのは病気のときですよね。保険料もバカにならないですよね。
強制的に住民票を抜かなくてはいけなくなるなんて考えたこともなかったです。息子にはグリーンカードを取って日本がデフォルトしたときのために(大げさですが)避難場所を確保しておこうかななんて思っていたので、老後はどうするか今のうちから勉強しておく必要があるんですね。
貴重な経験談をありがとうございました。参考にさせていただきます。
by youji (2013-08-29 20:26) 

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